さぼてんのブロク

日々の出来事を備忘録的に書いていきます

札幌市時計台

二条市場で朝ごはんを食べた後は、一度ホテルへ戻ります。
ホテルへ戻る途中にあったのが、


イメージ 1

イメージ 2


今までに行ったことはあったのですが、中の展示物を見たり、説明をじっくり読んだことはなかったです。単に札幌の観光地くらいしか思っていませんでした。

今回、ちゃんと真面目に説明を読むと
時計台のあゆみ
時計台、正式名称は「旧札幌農学校演武場」
時計台の愛称で全国に知られている札幌市時計台は、1878(明治11)年に札幌農学校の演武場として建設されました。札幌農学校は、北海道大学の前身で近代技術を導入し北海道開拓の指導者を養成する目的で開校しました。時計台は、農学校生徒の兵式訓練や心身を鍛える体育の授業に使う目的で建設され「演武場」と呼ばれました。
体育館だったみたいです。

その当時、町に住んでいる人たちは時計とかを持っておらず、そこで町の中心部にある体育館に町中の人に時間がわかるようにと時計をつけたということです。
時計は、毎時正時に鐘がなります。24時間鳴りっぱなしということなので、町が静かだったときには夜も遠くまで音が聞こえたんだと思います。

イメージ 3

時計の動力は、 おもり 150kgくらいある、おもりをロープでつるして、そのおもりの落ちる力を利用して時計を動かしているということです。
今でも、3,4日に一回はおもりを誰かが持ち上げていることになります。

しかし、100年以上もずっと誰かが保守しつづけて動かしていると思うと少し感動です。

今の自分の仕事をふりかえると、こうやって誰かが100年も保守してくれるようなものを作っていないです。。。なんだか、この時計台を作った時計メーカーの人がうらやましいです。